本題に入る前に前置きです。
以下の情報はこの記事を執筆した2025/01/10時点のYouTubeの実装に基づくものです。
将来はYouTubeの仕様変更があるかもしれません。
では本題です。
2025/01/10に下記の動画をYouTubeショート動画に投稿しました。
過去に投稿したYouTubeショート動画は動画編集時点で映像に加えてBGMも付加してmp4ファイルを生成していましたが、今回は初の試みとしてBGMをつけない無音映像をYouTubeにアップロードして、アップロード時の「サウンドを追加」で下記の曲を付加できるかやってみました。
下記の曲の作者は私です。
https://music.youtube.com/watch?v=WFrXLFxNv3U&si=2jn7J6VxEKkCLXt9
ちなみにmp4ファイル作成からYouTubeショート動画投稿完了までの流れは以下のようにやっています。
WindowsPCの動画編集ソフトで映像のみでBGMのないmp4ファイルを生成
↓
WindowsPCのGoogle Chromeでicloud.comにサインインしてDriveアプリからmp4ファイルをアップロード
↓
iPhoneのファイルアプリでmp4ファイルを写真に保存
↓
iPhoneのYouTubeアプリでmp4ファイルをアップロードし「サウンドを追加」でBGMを指定
↓
WindowsPCのGoogle ChromeでYouTube Studioにログインして動画の詳細情報を設定後に公開
「サウンドを追加」でBGMを検索する際にキーボードの方が文字入力が楽なのでiPad ProのYouTubeアプリでどうなるか試してみましたが、iPad ProのYouTubeアプリではアップロード時に「サウンドを追加」ボタンが表示されませんでした。
微妙に不便ではありますがiPhone上で「サウンドを追加」する際にyouhei_redと入力してYouTube Musicを検索すればいいだけなので、それは大した問題ではありません。
iPhoneのYouTubeアプリで「サウンドを追加」がうまくいき、動画の公開もできたのですが、ここで1つ問題が出てきました。
私の動画に私の曲を付加したにもかかわらず、私のYouTubeチャンネルのストアに指定しているSUZURIの商品が動画にタグ付けできません。
どうやらYouTube Musicに登録している曲(NexToneに著作権管理を委託している曲)を使ったことで収益化ができない動画とみなされ、収益化の一機能である商品のタグ付けが行えない、という挙動になるようです。
通常のYouTube動画と比較して再生数が稼げるショート動画で、BGMのYouTube Musicとストアの商品に誘導して効率よく収益化を図ろうと目論んでいましたが、YouTubeとしてはそんなビジネスモデルは認めないということのようです。
作曲者本人であっても認められないのか、という若干の失望感はありますが、楽曲の著作権管理の委託とはそういうものだ、と言われれば言い返すこともできないかなと。
ただ通常のYouTube動画だとYouTube Musicに登録している曲を使っていたら「収益化できません」と警告が来て、異議申し立てができるのです。
この曲は私が作者です、と返すことで警告を取り下げることができるのですが、どうやらショート動画だと異議申し立ての余地もなく「収益化できません」の一点張りでして。
こっちの言い分も聞いてくれよ、と言いたいところですが、著作権って難しいですね。
そんなわけで今後のショート動画投稿時の備忘録を兼ねて、この記事を〆とします。