
- はじめに
- ポッドキャストとは
- YouTubeのポッドキャスト機能
- YouTubeのポッドキャスト機能の紹介動画
- YouTubeのポッドキャスト機能を使ってみました
- YouTubeとYouTube Music
- そもそもポッドキャスト機能はYouTube Music向けの機能ではなかった?
- 最後に
はじめに
YouTube Studioを眺めていたらYouTubeにポッドキャスト機能があるのを見つけまして、使ってみることにしました。
今回はYouTubeのポッドキャスト機能について使ってみたうえで、私が思うことをまとめた記事です。
ポッドキャストとは
そもそも世間一般で言うポッドキャストとはなんぞや、ということでWikipediaを見たところ、音声を配信するソーシャルメディアだそうです。
ここで1つ疑問が生じます。
「YouTubeって動画を配信するサービスでしょ?YouTubeで音声を配信するポッドキャストってどういうこと?」と思ったわけです。
YouTubeのポッドキャスト機能
YouTubeのヘルプがあったので見たところ、どうやら動画がYouTube Musicで再生できるようになる機能がYouTubeのポッドキャスト機能のようです。
ただ、ヘルプの文中に記載がある「youtube.com/podcasts」はリンク切れになっています。
上記URLで私の動画がピックアップされて再生回数が稼げたらうれしいなと思ったのですが、あてがはずれました。
YouTubeのポッドキャスト機能の紹介動画
YouTubeがクリエイター向けに公開しているYouTubeのポッドキャスト機能の紹介動画があったので観てみました。
でもこの動画は「こうすればポッドキャストが使えますよ」と手順を説明しているだけで、この動画のコメント欄で複数の視聴者が挙げている「動画を観られるYouTubeで、音声を配信するポッドキャストってどういうこと?」「再生リストと何が違うの?」という疑問に応えていません。
方法論を示されたものの、そもそもYouTubeにおけるポッドキャストの定義とはなんぞや、という意味論がすっぽり抜け落ちています。
下記の動画を観ながら「利用者に機能のメリットばかり提示して、その機能の実体や仕組みが何者なのかを明かさないのは海外ベンダーあるあるだなあ、シリコンバレーじゃこういう文化なのか?」と思いました。
YouTubeのポッドキャスト機能を使ってみました
上記の動画でよくわからない点はありつつも「私の動画の再生数が増やせるかも」と思い、とりあえず私の楽曲の公式MVをまとめた再生リストをポッドキャストにしてみました。
それが下記です。
URLに「music.youtube.com」を含んでいることに注目です。
https://music.youtube.com/playlist?list=PLQ7Hai3oejGrwXnR-3lwvlXmGHCddbqRQ&si=tMLEa2gnER_iIXtc
YouTubeとYouTube Music
YouTubeのポッドキャスト機能を使ってみてわかったことをもとに、上記のYouTubeのポッドキャスト機能の紹介動画ですっぽり抜け落ちていると思われる説明を私なりに補足します。
日本では「YouTube」というと動画を観られるサービスというイメージが強いと思いますが、「YouTube」を冠するサービスは、下記の2つがあります。
・動画配信サービスのYouTube(URLに「www.youtube.com」を含む方)
・音声配信サービスのYouTube Music(URLに「music.youtube.com」を含む方)
そしてこの2つのサービス、ブラウザで表示する限りは見た目が似てますが全くの別物です。
YouTube Musicに公開された楽曲がYouTubeで聞けたりするので別物と言いつつ完全に無関係ではないのですが、この2つのサービスの間には結構高い壁があるようです。
基本的には目と耳で楽しむテレビに近いのがYouTube、耳で楽しむラジオに近いのがYouTube Musicという感じです。
そして、基本的にYouTubeで公開された動画はYouTube Musicでは聞くことができません。
例えるなら、テレビ番組をラジオで聞くことができないのと同じような感じです。
テレビとラジオとでは番組を提供する放送局が違いますし、そもそも音しか流れないラジオに映像を配信するってどういうことよ、というわけです。
でもYouTubeのポッドキャスト機能を使うと、それができちゃいます。
YouTube(URLに「www.youtube.com」を含む方)に公開した動画の、音声のみをYouTube Music(URLに「music.youtube.com」を含む方)に配信して、音声のみをYouTube Musicの利用者に聴いてもらう、という仕組みを実現するのが、YouTubeのポッドキャスト機能の仕組みのようです。
そしておそらくは「YouTube利用者だけでなくYouTube Music利用者にもあなたの投稿した動画(の音声のみ)が発見されて、新たなファンを獲得できますよ」というのが、YouTube運営元の主張なのだろうと思います。
日本では「YouTube」の方が圧倒的に知名度が高いので「YouTube Musicは利用してるけどYouTubeは利用してない人なんてそんなにいると思えないけど、新たなファンを獲得できるの?」と疑問はありますが、もしかしたら欧米では事情が異なるのかもしれません。
トラックドライバーのようにカーオーディオで音声のみ楽しむ界隈では、もしかしたらYouTube Musicのみ使ってる人が多いのかも、と想像します。
ともかく、YouTubeのポッドキャスト機能の紹介動画では「ポッドキャスト機能はYouTube Music向けの機能である」という説明がすっぽり抜け落ちてしまっているために、日本のクリエイター(特に、YouTubeは普段使っているけどYouTube Musicは普段使ってないクリエイター)からすれば「再生リストと何が違うの?」という疑問が生じてしまうわけです。
「YouTubeとYouTube Musicという別々のサービスがあって、その間には結構高い壁があって、ポッドキャスト機能を使えばYouTubeからYouTube Musicの方へ壁を乗り越えられる」というのがイメージできないと、ポッドキャスト機能を使う意味は見いだせないだろうと思います。
そもそもポッドキャスト機能はYouTube Music向けの機能ではなかった?
「youtube.com/podcasts」がリンク切れになっていることについて調べてみたら、下記の記事を見つけました。
Google Podcastsが2024年4月に終了してポッドキャストをYouTube Musicに統合した、という出来事があったようで、もしかしたらそのタイミングで「youtube.com/podcasts」が使われなくなったのかなと推察します。
なお上記のYouTubeのポッドキャスト機能の紹介動画が公開されたのが2023年3月で、Google Podcastsが終了するより前です。
もしかしたらポッドキャスト機能は2023年~2024年頃に渡り鳥のように旅をして、今はYouTube Musicに根を下ろしている、ということなのかもしれません。
当時の経緯をご存知の方はコメントをお寄せください。
最後に
そんなわけで私の楽曲の公式MVをYouTube Music向けにポッドキャスト化しましたが、PCのブラウザから見る限りはYouTube Music上で音声だけでなくYouTubeと同様に動画も再生できるようです。
こうなるとますます「YouTubeと何が違うの?」という気もしますが、動画+音声も楽しめるし、音声のみ(画面はサムネイルのみ表示の静止画)も楽しめる、という仕掛けのようです。
とりあえずポッドキャスト化するデメリットはなさそうですし、私には想像もつかない「YouTube Musicは利用してるけどYouTubeは利用してない人」が実は結構いるのかもしれないので、このままにして様子を見ようと思います。
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