SNSに書くには長すぎる

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仙台の自転車シェアサービス「DATE BIKE」を使ってみました

 

はじめに

今回は仙台の自転車シェアサービス「DATE BIKE」について、サービスの概要や使ってみた感想をまとめてみました。
下記に該当する方の参考になれば幸いです。
・仙台に住んでいて「自転車を持っていないのでDATE BIKEを生活の足に使いたい」という方
・遠方から仙台に来て移動手段に使いたいという方
ちなみに「DATE BIKE」は「ダテバイク」と読み、仙台市が関わっている事業です。
仙台のモノやサービスは「伊達」「だて」「ダテ」がつくものが多く、自転車も「ダテ」がつきます。

www.city.sendai.jp

事の発端

私は下記の記事に載せている自転車を所有しています。

food-delivery-knowhow.youhei-red.info

自分の自転車があるので、DATE BIKEの赤い自転車が仙台市内で普及していく様子を眺めつつ、私が使うことは無いだろうと思っていました。
ところが私の自転車、2026年2月初めに車両不良になりました。
いわゆるチェーン落ちというやつです。
走行中に異音(おそらく伸びたチェーンがチェーンカバーと擦れる音)がするようになったと思ったら、ペダルを漕いでも進まなくなりまして。
2015年に購入してから10年間以上乗り続けて、チェーンが経年劣化の末に伸びてギアからはずれてしまったようです。
2026年1月頃から後輪側のギアからチェーンがはずれることが頻繁に起きるようになってはずれる度に手直ししていたのですが、2026年2月初めはペダル側のチェーンカバー内ではずれたので直接触れることができず。
自転車に乗るだけの素人がチェーンカバーを開けるのはリスクありそうだし、自転車屋にきっちり直してもらおうと思ったわけです。
そんなわけで自転車屋に「チェーン戻しとチェーンの長さ調整をお願いします」と出したところ、自転車屋から連絡が来まして。
「チェーンだけでなく駆動系がだいぶ傷んでいるのですべて交換で、メーカーから交換部品を取り寄せるので一週間から10日間はかかります」
おっと、これは困りました。
修理は1日程度だろうと見込んでいたので、フードデリバリーの業務が1日止めるくらいだと思っていたのです。
さてどうしたものかと思案した末に、幸い自宅の近所にDATE BIKEのポートがあるのでこの機会にDATE BIKEを使ってみようと思い立ったのです。

自転車レンタルサービスと自転車シェアサービス

DATE BIKEの概要に触れる前に、用語の定義をしておこうと思います。
今回の記事では「自転車レンタルサービス」「自転車シェアサービス」を明確に区別します。
どちらも自分が所有していない自転車を利用できるサービスですが、私の中では両者は下記の違いがあります。
・「自転車レンタルサービス」は自転車屋などが提供する「自転車を借りる場所も返す場所も同じ1箇所のみ」で、使い終わった自転車はスタート地点まで戻す必要があるサービスと定義します。
・「自転車シェアサービス」は地域内に自転車が設置されたポートが複数あって「自転車を借りるポートと返すポートは別でも構わない」サービスと定義します。
イメージとしては「自転車レンタルサービス」は移動経路が周回コースですが、「自転車シェアサービス」は遠くに行って戻ってこないコースです。
DATE BIKEは仙台市内に複数のポートがある自転車シェアサービスに該当します。

自転車シェアサービスのメリットとデメリット

続いて自転車シェアサービスのメリットとデメリットについて触れておきます。
自分の自転車を所有している場合と、自転車シェアサービスとの比較です。
私は自転車シェアサービスのメリットは下記と考えています。
・行きと帰りで自転車に乗り続けなくて良いこと。自分の自転車を所有している場合は自宅を出発したら帰宅するまで自転車に乗り続けることになりますが、自転車シェアサービスなら「行きは電車と自転車、目的地近くのポートに自転車を置いて帰りはバスで移動」という感じで移動手段の自由度が増します。
・車両不良やバッテリー切れが起きたときに別の車両に乗り換えられること。自分の自転車を所有している場合は故障した自転車を押して移動することになりますが、自転車シェアサービスなら「最寄りのポートで別の自転車に交換して継続利用」ができます。言葉が悪いですが「乗り捨て」のようなことができてしまいます。
一方、自転車シェアサービスのデメリットは下記と考えています。
・用途に応じた車両のアレンジがしづらいこと。私が所有している自転車は前カゴはスマートフォンが置けるようにしていて後ろには容量80Lのデリバリーバッグを積んでいますが、DATE BIKEは前カゴのみなので物を運ぶことに関しては不便な点があります。
・長期的に継続利用する場合は自転車を購入するより高額になること。自転車シェアサービスに限らずサブスクではよくある話ですが、長く使い続ける場合は自転車を買う方がトータルでは安くなります。後述のDATE BIKEの1日パスは半年も使えば電動アシスト自転車が買えるくらいのコストになります。

仙台市で提供されている自転車シェアサービス

仙台市内ではDATE BIKE、海手サイクル、LUUPの自転車シェアサービスが提供されています。

docomo-cycle.jp

docomo-cycle.jp

luup.sc

DATE BIKEとLUUPは仙台駅を中心に仙台市中心部にポートが複数設置されており、どちらもほぼ同じ範囲のエリアをカバーしています。
海手サイクルは仙台市の海側にあたる深沼地区で提供されているサービスです。
私は仙台市中心部をフードデリバリーの業務で移動する用途で自転車を使うので、候補はDATE BIKEとLUUPのいずれかになります。

DATE BIKEとLUUPの料金体系

ここからはDATE BIKEとLUUPの料金の比較です。
下記はこの記事を執筆した2026/02/21時点での料金です。
DATE BIKEは大きく分けて「1回会員」「月額会員」「1日パス」の3種類の料金体系があります。
・「1回会員」は最初の60分で165円、以降30分ごとに165円かかります。
・「月額会員」は1ヶ月あたり3,300円、利用日の最初の60分は無料、以降30分ごとに165円かかります。
・「1日パス」は1,056円支払えば利用日の23:59まで追加料金無しで使い放題です。

docomo-cycle.jp

「1回会員」と「月額会員」を比較すると30分ごとに165円の延長料金がかかるのは同じです。
3,300円÷165円=20で、1ヶ月あたり20回を超えて繰り返し利用すると「月額会員」の方がお得になります。
「1回会員」と「1日パス」を比較すると1,056円÷165円=6.4で、1回あたり4時間(最初の60分に加えて30分延長を6回)乗ると「1回会員」は165円×7=1,155円となり「1日パス」の1,056円を超えます。
利用日の00:00~23:59の間に4時間以上自転車で移動する場合は「1日パス」がお得になります。
続いてLUUPの料金体系は仙台の場合、1回利用で「基本料金50円と1分あたり15円の合計」です。

luup.sc

LUUPの自転車を1時間利用すると50円+(15円×60分)=950円です。
さて私の場合は下記を踏まえて、DATE BIKEの「1日パス」が最安値になるだろうと考え、セブンイレブンで「1日パス」を購入してDATE BIKEを利用しました。
・修理中の自転車が戻ってくるまでの数日間だけ利用する。
・フードデリバリーの業務で1日あたり5時間以上自転車で移動する。
セブンイレブンでの「1日パス」の購入はマルチコピー機でセブンチケットを印刷してレジで支払いで、nanacoが使えます。

docomo-cycle.jp

DATE BIKEの2種類の車両

DATE BIKEの2種類の車両です。

DATE BIKEのポートにはサドルの後ろにある端末が「数字キーがある四角いもの」「数字キーが無い丸いもの」があります。
両者の違いはロックを解錠するときに「スマートフォンに表示されるパスコードを数字キーで入力してロック解除する」か「スマートフォンで鍵を開ける操作をして遠隔でロック解除する」か、です。
この違いで変わってくるのは、目的地などに到着して一時停車で施錠した後、再び解錠して出発するときの手間です。
前者の場合は利用開始時にパスコードを暗記すればスマートフォンを見る必要が無く、暗記したパスコードを入力すれば解錠できます。
後者の場合は数字キーを押す手間はありませんが、スマートフォンでフードデリバリーの配達員用アプリを起動している場合はアクティブなアプリを切り替える手間が発生します。
両者とも乗ってみましたが、上記の違い以外には特に差はありませんでした。
なおDATE BIKEの「1回会員」「月額会員」は専用のスマートフォンアプリ「バイクシェアサービス」で上記操作をしますが、「1日パス」はチケットに載っているQRコードを読み取ってブラウザで上記操作をします。

DATE BIKEを使ってみた感想

ここからはDATE BIKEを使ってみた感想です。
前述の通りDATE BIKEは前カゴのみで、デリバリーバッグを収容できるような大型のカゴではありません。
荷物を運ぶ場合はカゴに頼らず、リュックなどの「ペダルを漕いでいるときに邪魔にならないバッグ」を身に着けるのが基本となります。
またスマホホルダーがついていないので、普段「ハンドルにスマートフォンを載せてナビ代わりにして自転車に乗っている」というような人は不便だと思います。
ギアは3段変速で、電動アシストは強モード・通常モード・エコモードの3段階です。
仙台市中心部の平坦路であれば一番重い3段階目のギアのエコモードで、私にはちょうどいい感じです。
通常モードだとアシストが効きすぎてペダルが思いのほか軽く踏めるので、軽すぎて不安定になる感じです。
タイヤは小さめ(20インチくらい?)のようで、普段乗っている26インチの自転車に比べると段差を越えるときの衝撃が大きいです。
仙台は歩道&自転車道と車道との段差が大きいところがあるので、数時間乗り続けていると衝撃による手首への負担が結構効いてきます。
とはいえ運ぶ荷物が少ない場合であれば普段遣いの移動手段としては問題ないと思います。
なおポートに行って利用し始める前に、ハンドルにある電源ボタンを押してバッテリーが残り何%なのか確認してから、乗る車両を決めることをおすすめします。
車両によってはバッテリー残量が少なかったりしまして、解錠して出発しようとしてからバッテリー残量を見たら残りわずかだった、なんてこともあります。

最後に

今回はDATE BIKEについて紹介しました。
遠方から来仙する方で、スーツケースのような大きな荷物が無ければ仙台市内の移動手段としては使える選択肢だと思います。
もしくは私のように普段遣いの自転車が一時的に利用できなくなったような場合の一時的な代替手段として使うのが良さそうです。
なお駆動系を全交換することになった私の自転車は、この記事を執筆した時点ですでに修理を終えて手元に戻ってきました。


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