最近私がYouTubeショート動画を作るときに使っているノウハウを紹介します。
BGMの区切りの良いところ(4小節とか8小節とか)に合わせて動画のシーンを切り替える場合、下記の記事を執筆した時点では「BGMのテンポに合わせてシーンを切り替える秒数を調整する」というアプローチをしていました。
too-long-for-sns.hatenablog.com
たとえば思いついたメロディの心地よく感じるテンポ(BPM)が150で、4分の4拍子だと1小節1.6秒、4小節で6.4秒、8小節で12.8秒になります。
じゃあ作る動画のシーン切り替えの単位時間は6.4秒とか12.8秒にしようか、と考えるわけです。
でも小数点以下の値が中途半端だと、動画の作成(撮影した動画を単位時間の倍数でカットして、他の動画とくっつけて)をしているときに面倒なのですね。
開始0秒から19.2秒まで作成した段階で、そのあとにくっつける動画を12.8秒でカットするなら、カットする位置は19.2秒+12.8秒で、えーっといくつだ、と暗算したりWindowsの電卓アプリで計算したり、と手間がかかるわけです。
その上、私が動画編集に使っているWondershare Filmoraは1秒未満の時間はフレーム(60分の1秒)単位で扱われるので、0.1秒を6フレームに変換してカットする位置を算出する、というややこしい計算も入ってくるのです。
そこで最近使っているノウハウが、BGMはBPM120(4分の4拍子だと1小節2秒、4分の3拍子だと1小節1.5秒)で固定して、動画のシーン切り替えの単位時間は8秒とか6秒とかの小数点以下が無く計算しやすい形で、まずは一旦動画の作成(映像とBGMを組み合わせたmp4ファイルのエクスポート)を済ませてしまう、というやり方です。
そしてテンポを変えた方が心地よく感じる場合は、作成した動画を新規プロジェクトにインポートして速度を変えて調整します。
具体例を挙げますと、下記の動画はBPM120で4分の4拍子で14小節28秒の動画を作った後で1.4倍速にして20秒にする、という手法で作りました。
28秒の動画をつくる時点では小数点以下の値を考える手間がほとんどなく、あっても0.5秒(30フレーム)とか0.25秒(15フレーム)といった比較的区切りの良い値なので編集の手間が軽くなりました。
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