
今回は仙台のごく一部の人にだけ刺さる超ローカルな話題です。
仙台には仙台高等裁判所という施設がありまして、その建物の前には特殊な形の交差点があります。
以下に仙台高等裁判所付近のGoogleMapとストリートビューを載せます。
仙台高等裁判所の東側には五ッ橋通りが地図上で斜めに通ってまして、今回取り上げるのはその五ッ橋通りにある交差点です。
下記の地図の通り信号機と横断歩道があり、歩行者や自転車は信号機1が青になったときに横断歩道1を渡れて、信号機2が青になったときに横断歩道2を渡れます。
そして信号機1と信号機2はシンクロしていて、どちらも同時に青→黄色→赤→青に切り替わります。

ここで、下記の地図のA地点からB地点へ、地図上で左上の方へ自転車で移動するケースを考えます。

ちなみに前述のストリートビューは上記の地図のA地点付近から左上の方を見た景色です。

ごく普通に考えるとA地点から五ッ橋通りに沿って横断歩道2→横断歩道1を経てB地点に直進するのが最短のように見えますが、実はここに罠があります。
信号機1および2は青になっている時間が極めて短く、信号機2が青になったタイミングで横断歩道2を渡ると、どんなに急いでも横断歩道1に到達するタイミングで信号機1が赤になり足止めを食らいます。
実際に現地を何度か自転車で通ってみましたが、かなり踏み込んでも信号機1が青のうちには渡れませんでした。

この信号機1および2の挙動を知っている現地住民は、横断歩道2→横断歩道1の経路を選びません。
ではどうするかというと、土地勘のある現地住民は下記の地図の緑色ルートのように通ります。

横断歩道2の手前で左折して信号機が無い交差点の横断歩道を渡って五ッ橋通りに戻ってくる、という経路です。
土地勘のある現地住民はこの経路で、足止めを食らう信号機1および2を回避して通り抜けています。
横断歩道2を渡ると、信号機1が赤→青に切り替わるまでは動きようがないので、横断歩道1の前でただ待つしかありません。
そして今回の記事で最も言いたいことは、幹線道路の五ッ橋通りを道なりに直進しようとすると信号機で足止めを食らって、脇道に逸れた方がノンストップで通り抜けられておいしい思いができる、これって法を司る仙台高等裁判所のお膝元で法の抜け穴を探ることを推奨している感じがして最高にエモいな、ということです。
上記のA地点からB地点へ自転車で移動する人は結構いるのですが、横断歩道2を渡っただけで「あっ、この人は土地勘が無いな。この先で足止めを食らうのに」ってわかっちゃうんです。
なおさらに南の方へ視野を広げてみると、この五ッ橋通りは下記の地図の赤色ルートのように直進すると結構な頻度で赤信号にひっかかりますが、下記の地図の緑色ルートを通ると赤信号をすべて回避できます。

地図上で眺めただけだと直線に近い赤色ルートの方が短時間で移動できそうですが、五ッ橋通りを普段から自転車で走っている現地住民にとっては緑色ルートの方が早いのです。
仙台にはこんな感じで「信号機が多い幹線道路を通るより、脇道に逸れて信号機が無いルートを通る方が早い」場所が結構あります。
そんなわけで私はスマートフォンの地図アプリのナビ機能が提案する経路はあてにしていません。
今回は仙台のごく限られた、距離にすると1kmも無いような世界にまつわる話題でしたが、刺さったという方はぜひコメントをお寄せください。
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