SNSに書くには長すぎる

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音楽はプロモーションが9割 #音楽 #広告

音楽は「つくって陳列したら終わり」ではない

音楽に限らず商売全般に言えることですが、プロダクトやサービスは「つくって陳列したら終わり」ではないのです。
下記の記事でも似たような話題を出しましたが、陳列棚に置いただけでは他のプロダクトやサービスに埋もれて、よほど注意深く陳列棚をチェックしている消費者でないと存在すら気づいてもらえないのです。

too-long-for-sns.hatenablog.com

音楽も同じで、データ(wavファイル)をつくってBIG UP!などの楽曲登録サービスを通じてSpotifyに掲載しても、それだけでは世界中のデータに埋もれて聴いてもらえません。
「自分の曲を聴きたい人に、自分の曲を知ってもらう」仕組みをつくらないと再生数は伸びないのです。

音楽は単体ではヒットしない

日本の歴史上で多くのヒット曲がありますが、その曲単体で売れたという例は非常に少ないと思います。
たいていは「人気ドラマの主題歌になった」「CMソングになった」という感じで、別の何かとタイアップして曲が日本中で聴くことができる仕組みをつくった上でヒットしているのです。
あとは「著名なミュージシャンの◯◯が絶賛した曲」という感じの記事がニュースサイトに載ったりすると、それをきっかけにヒットしたりもするでしょう。
要は音楽ってそれ自体だけではヒットする力はほとんど無くて、影響力のある他の何かに引っ張られてヒットすることの方が多いのです。
もっとも音楽に限ったことではなくどんな世界でもそうですね、無名で過去の実績が何も残ってない人と、業界の有名人の◯◯さんが紹介してくれた人、どちらに仕事を頼みたいかと言われたら、ほとんどの人は後者を選ぶでしょう。
この世界では商品自体の良し悪しよりも、信頼と実績とコネが重視されるのです。
信頼も実績もコネも無いけど実はすごい能力を秘めてました、というのが活躍できるのはなろう系の異世界転生ものの主人公くらいです。

「良いものをつくる能力」と「売れるものをつくる能力」は違う

音楽に限らず商売全般に言えることですが、「良いものをつくる能力」と「売れるものをつくる能力」は違うと思うのです。
下記の記事でも似たような話題を出しましたが、良いものを売れるものにするにはそれが欲しい人に認知してもらうこと、すなわちプロモーションが重要なのです。

too-long-for-sns.hatenablog.com

極端に言えば音楽はデータ(wavファイル)をつくる時間は全体の1割ほどで、残りはその楽曲を知ってもらうためのプロモーションです。

作曲家は作曲家である前に文筆家であれ

プロモーションって具体的に何をするのかというと、人が多く集まるところでその楽曲について説明することです。
この楽曲はこういうエピソードに着想を得て、こういう楽器を使って、曲調は穏やかなのか激しいのか、いつどんなイベント(ライブとか配信とか)で披露するのか、というようなことを文章で説明するのです。
その文章を見て興味を持った人が来て、ようやく楽曲を聴いてもらえる、いわば「土俵に上がれる」のです。
なので売れる楽曲をつくろうと思ったら、作曲家は音楽のスキルとかセンスとかが問われる作曲家である前に、自分の楽曲を文章で説明できる文筆家でなければならないのです。
データ(wavファイル)をつくってSpotifyに投げ込んで、それだけで何万回も聴いてもらえるような「幸せな作曲家」はほとんどいません。
データ以外のメタ情報をたくさん用意して、ようやく聴いてもらえるのです。

これまで何をしてきたか

音楽事務所や広告代理店とのコネが全く無い私が、新しい楽曲ができたら何をしてきたかというと、以下のような施策を打ってきました。
・データ(wavファイル)をBIG UP!に登録し、約3週間後にSpotifyなどの音楽配信サービスで全世界に配信開始
・楽曲をBGMにつかった動画(作者公式のMusicVideo)を作成してYouTubeやニコニコ動画やDailymotionに投稿
・私のポータルサイトで告知
・XやBlueskyやThreadsやTumblrやYouTubeチャンネルの投稿欄で告知

これだけやっても、1曲あたりの再生回数は100回にも届かないのです。
全世界向けにいつでもどこでもアクセスできるSpotifyやYouTubeですら、世界中から100回も聴いてもらえないのです。
再生回数は楽曲の良し悪し以前に、聴く人がアクセスしてないのですから、土俵に上がれていないのです。

新たに何をしたか

ネット上で私の楽曲の露出を増やそうと思い、この記事を執筆する数日前から下記の施策を始めました。
・私のポータルサイトの音楽配信のページに、各楽曲の紹介記事を追加
・海外のSpotifyユーザー向けに、各楽曲の紹介記事の英訳版を載せたブログ「Oriental Jukebox - Great Composer youhei_red Music Blog」を新たに開設
・Spotify for Artistsに登録し、リリース前の楽曲について説明文を付加する「ピッチ」ができる環境を整備

特にSpotifyはピッチを見たプレイリスターにプレイリストに楽曲を登録してもらえるか(Spotify公式からおすすめ楽曲として紹介してもらえるか)が再生回数を増やす上で重要みたいなので、BIG UP!のサブミットに加えてSpotify for Artistsのピッチで、文筆家のように文章を書かなければならないかなと考えています。
また私の信条としてネット上のコンテンツは被リンク数が多いものが正義というものがありまして、私の楽曲にリンクするブログを今後も増やしていこうかと考えています。

まあこんな施策は音楽事務所でメジャーデビューするのに比べたら影響力はほとんど無いのだろう、とも思います。
SpotifyやYouTubeに載せた音楽がバズる(または公式からおすすめ楽曲として紹介してもらえる)にはどうするのか正解なのかわからないままもがいています。

 


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