SNSに書くには長すぎる

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SUZURI活用術

2025年1月からSUZURIを使い始めました。

suzuri.jp

 

SUZURIとは利用者が会員登録して画像をアップロードすると、その画像を印刷したグッズの作成代行とグッズ販売用プラットフォームの提供をしてくれるウェブサービスです。
グッズはTシャツなどのアパレルやスマホケースなど様々です。
利用者は画像作成とグッズが売れたときの利益額(SUZURIではトリブンと呼ばれています)の設定をするだけで、オリジナルデザインのグッズ販売ショップが開業できる、というものです。
SUZURI側で決まっているグッズごとの原価に利益額を加算した値が、SUZURIでのグッズの販売価格となります。
絵を描いたり写真を撮ったりしたらそれをグッズにできて、グッズが売れたらお金がもらえる、という感じです。

 

私はSUZURIというものがあることは数年前から知っていて、同様のサービスを提供している競合サービスをさらに昔に使ったこともありました。
2025年1月からSUZURIを使い始めたきっかけは、私のYouTubeチャンネルが収益化のショッピング機能(YouTubeチャンネルに、YouTube外部のショップを連携させる機能)の利用要件を満たし、ショッピング機能に対応しているいくつかのストアの中にSUZURIがあることを知ったためです。
すでにYouTubeに投稿済みの動画を編集した際につくった画像があるので、それを商品化できるのではと考えたのです。

 

YouTubeのショッピング機能を使うことで、私のYouTubeチャンネルや私の動画でSUZURIの商品を宣伝することができます。
YouTubeの視聴者がSUZURIにアクセスして私のグッズを買ってくれるかもしれない、ということです。
下記はYouTubeチャンネルでSUZURIのグッズを掲載している項目です。

www.youtube.com

 

SUZURIにて新しいグッズの作成手続き(画像のアップロードとトリブンの設定)をすると自動的にYouTubeでのグッズの審査が始まり、審査が通れば上記のYouTubeチャンネルに新しいグッズが表示されたり、投稿済みの動画の説明欄に新しいグッズを表示させたりすることができるようになります。

 

SUZURIを使い始めた印象としては、グッズの作成手続きに必要な操作が競合サービスと比べると手間が少なくて便利だと思いました。
競合サービスによってはTシャツだのパーカーだのグッズ1つ1つについて画像を印刷するレイアウトを事細かに指定する必要があったりして面倒なのですが、SUZURIはいい感じにグッズの目立つ箇所にデフォルトで配置してくれます。

 

なおSUZURIではグッズごとに画像の推奨サイズが決まっており、私は下記の推奨サイズをもとにアパレル向けの2520x2992の画像とクリアファイル向けの3073x4330の画像を同じデザインで作成しています。

suzuri.jp

 

2025年1月から使い始めたばかりなのでサービスの全容はまだ理解できていませんが、トリブンは報酬ではないので確定申告に使う支払調書は提供できない、というのはなかなか驚きました。

help.suzuri.jp

 

競合サービスの中には支払調書のダウンロード機能を実装しているものがあるので、SUZURIのその主張はありなのか、その手があったか、と驚いたものです。
要はグッズ販売に応じて貯まったトリブンは換金手続きしなければお金ではなく単なる数値に過ぎないから報酬ではない、SUZURIで管理しているのはお金ではなくトリブンという数値だから確定申告に係る責任は負わない、という言い分なのだろうなと。
理解はできますが、お金はあげませんが景品はあげます、という三店方式を彷彿とさせるような、そんな印象です。

 

SUZURIの概要はそんなところで、ここからが本題です。

 

この記事の冒頭で、SUZURI側で決まっているグッズごとの原価に利益額を加算した値が、SUZURIでのグッズの販売価格となると言及しました。
そのグッズごとの原価が下記にて公開されていますので、まずはざっとごらんください。

help.suzuri.jp

 

上記の原価をざっと眺めて、どう思いましたか?
ぶっちゃけ高いか安いかどちらに感じましたか?

 

ここで安いと即答できる方は、資産にゆとりがある幸せな方か、グッズ購入費を経費で落とせる法人か、世の中で買い物をしたことがなくて相場を知らない方だと思います。
私が消費者の立場だったら、高いと即答します。

 

私は自分の服はTEMUやAliExpressといった中国系の業者で買うことが多いですが、そういった業者ではこの記事を執筆している時点では個性的なデザインのTシャツは1着1,000円前後、パーカーは1着2,000円前後で買えます。
SUZURIの原価の半分以下です。
ちなみにAliExpressでどんな商品を買ったかは下記のブログで紹介しています。

ae-product-review.seesaa.net

 

大量生産ができて日本進出のために戦略的に低価格にしているであろう中国系の業者と、1点から作成するSUZURIとで比較するのは無理があるのですが、生活がかかっている消費者としてはそんな事業者側の事情は知ったことではなく、単に自分の財布からいくら出す必要があるのか、それだけに着目しSUZURIは勝負にならないのです。

 

そしてSUZURIの原価がこれだけ高額になるのは仕方ないだろうな、というのも理解できます。
SUZURIを含め、同様のグッズ作成販売サービスはどこも会員費などはなく無料で提供されているサービスです。
グッズ作成代行やグッズ販売用プラットフォームの提供をしてもらっているのに、会員は1円も払わなくていいのです。
でもウェブサービスを運営していればインフラの運用コストがかかるわけで、運営元はどこかでそのコストを補うだけの利益を上げなければ赤字になってしまいます。
その利益が原価に含まれているのだろうなと。
SUZURIだけでなく競合サービスでもTシャツ1着で数千円とか、そんな相場です。

 

まあそうは言っても、SUZURIの原価が量販店に比べて高いので、私のグッズはそんなに売れないだろうなと思っています。
SUZURIで人気のクリエイターやイラストレーターでも、この原価ではあまり売れてないのではと思います。
ユニクロとコラボした方が世界中で安価で大量に売れるでしょうし、クリエイターはユニクロとコラボできるならそっちの方がいい、と考えるだろうなと。

 

ではSUZURIはあまりグッズが売れなさそうだし役に立たないのか、というと、そこで今回の記事のタイトルに掲げたSUZURI活用術の話に入ります。
今回の記事はここまで前置きです。
グッズが売れない前提で、グッズ販売サービスのSUZURIを活用しようというわけです。

 

何を言っているのかわからないと思われるかもしれません。
話を進める前に下記の私のショップをごらんください。
軽く眺めるだけでいいです。

suzuri.jp

 

そして下記は私のグッズのうちの1つです。
こちらも軽く眺めるだけでいいです。

suzuri.jp

 

軽く眺めていただいた前提で、以降の話を進めます。

 

第一印象として、なんかやたらとQRコードが多いな、と感じたのではと思います。
またグッズの説明文など、なんかやたらとURLが多いな、とも感じたのではと思います。

 

これが私のSUZURI活用術です。
SUZURIでグッズを買ってもらえなくてもいいので、SUZURIというチャネルを使ってアクセスしてほしいウェブサイトに誘導しようという試みです。
YouTubeのショッピング機能を使うことで、私のYouTubeチャンネルや私の動画でSUZURIの商品を宣伝することができる、とこの記事の上の方で触れました。
同じようなことをSUZURIの私のショップでもやろうというわけです。

 

SUZURIの優れている点として、ショップやグッズの説明文にURLを書くと利用者がブラウザで閲覧した際にクリッカブルになります。
クリッカブルになるかならないかで、ウェブサイトにアクセスしてもらえるかもらえないかが段違いに変わります。
競合サービスではクリッカブルにならずURLが単なる文字列にしかならないところがあるので、この点は大きいです。

 

またQRコードが画面に表示されていると、なんとなくスマホのカメラを通じてアクセスしてみようか、という気分になりませんか?

 

ここでならないと即答する方はインターネットリテラシーやセキュリティをしっかり学習した、よくできた方です。
もしくは私のようなインターネット老人会の世代で、若い頃にブラクラやらグロ画像やら恐怖画像やらを踏みまくって痛い目に遭って警戒心が強い方です。

 

私の見立てでは、デジタルネイティブ世代はそのような警戒心がゆるいのではと思うのです。
そんなわけでSUZURIから私のウェブサイトや動画にアクセスする方が結構いるのではと見込んでいます。
アクセスしてもらえればあとはGoogle AdSenseなりYouTubeチャンネル登録なり、収益化につながる仕組みはいろいろとあるので。

 

ただ気になるのは、現状のスマホは現実世界にあるQRコードをカメラで読み取るのは簡単ですが、スマホのブラウザやSUZURIアプリなどの画面上に表示されたQRコードをタップしてアクセスすることができないようなのです。
少し調べたらQRコードが表示されている画面のスクリーンショットを撮ってGoogleアプリのGoogleレンズに読み込ませたりする必要があるらしく、そこまでやってくれる方がどれだけいるだろうか、という疑問はあります。

 

またスマホのSUZURIアプリだとグッズの説明文に書いたURLがクリッカブルにならないようです。
ブラウザで閲覧するとクリッカブルになりますがアプリではそうならないので、それも少々気になるところです。

 

とはいえSUZURIで上記のような仕組みをつくることで、なんらかの利益がある可能性はあれども不利益を被ることはないので、つくっておくに越したことはない、という感じです。

 

 

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